ファッションではシルエットやラインという言葉が使われます。

おしゃれ初心者の方にはあまり馴染みがなかったり、聞いたことはあるけどよくわらからなかったりするのではないでしょうか。

 

ファッションでスタイルを良く見せるにはシルエットが重要になります。

そして、おしゃれに見られるためにもシルエットが非常に重要です。

どんなにおしゃれなアイテムを使ってもシルエットが悪いと全くおしゃれに見えません。

それどころか高価でおしゃれなアイテムもダサく見られてしまいます。

 

それだけメンズファッションではシルエットの役割は大きいのですが、なんとなくシルエットと聞くと難しかったり、元々スタイルが良くないとダメな印象ってありませんか?

もちろんスタイルが良いに越したことはないのですが、逆にシルエットで自分のスタイル、体型を良く見せることがもきます。

そしてその結果

 

体型が良く見える → スタイルが良い → おしゃれに見える

 

奇抜なファッションや派手なアイテムを使っているとおしゃれに見られたりしますが、実はスタイルが良いだけでおしゃれに見られるのも事実です。

モデルさんが何を着てもおしゃれに見えるのは、どんな格好をしてもおしゃれに見せられるだけのスタイルの良さがあるからです。

 

とはいえ、一般人の我々、とくにおやじ世代にモデルのようなスタイルを求めるのは無理なので、それだったら服を使ってシルエットを良くし、スタイルが良いと思わせる方が簡単におしゃれに見せることができます。

 

ということで、早速メンズファッションのシルエットの種類やラインを解説したいと思います。

 

おしゃれな大人コーデ

メンズファッションのシルエットや種類の前に、おしゃれの基本、大前提とも言える法則を最初にお伝えします。

 

メンズファッションのおしゃれの基本は大人っぽさと子供っぽさのMIXになります。

大人っぽさを作るには「きれいめ」や「ドレス」と呼ばれる大人なアイテムを使い、子供っぽさを作るには「カジュアル」と呼ばれる子供っぽいアイテムを使います。

 

例えばスーツで使われるテーラードジャケット、白シャツ、スラックス、革靴は大人アイテムになり、カジュアルな印象が強いパーカー、Tシャツ、ジーパン(デニム)、スニーカーなどは子供っぽいアイテムになります。

 

おしゃれな大人コーデを目指すなら、全体で見た時に大人っぽさを強くする必要があります。

8:2、7:3、6:4、比率の決まりは特にありませんが、必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。

 

10代、20代の若さがあれば5:5など多少子供っぽく見えても問題ないのですが、私のような「おやじ世代」が子供っぽく見えてしまうとダサくなります。

普段、スーツ姿のビシッとした姿で大人な雰囲気を出していると、悪い意味でギャップを感じてしまい周囲をガッカリさせてしまいます。

そうならないためにも必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。

 

仕事の時はスーツなので10:0で大人っぽさ全開。

休日は0:10で全身カジュアルに統一する男性が多いのですが、実はこの全身統一が世の男性を子供っぽくてダサいファッションにしているのです。

 

顔つきや体型が大人っぽい外国人なら、0:10の全身カジュアルでも大人っぽさが残り、おしゃれに見えます。

それだけ顔や体型がファッションに与える影響が大きいということですが、この影響は逆の場合も然りで、童顔で子供っぽい体型の日本人が外国人と同じ0:10の全身カジュアルを真似すると、大人っぽさが残らず老けた子供のようになってしまいます。

 

この大人っぽさと子供っぽさをMIXさせるのが、おしゃれの基本であり法則になります。

この法則に関してはMBさんのブログや、MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」で詳しく解説されています。

シルエットの種類やライン

メンズファッションの種類とラインですが、まずラインとは”線”のことになります。

英語のlineですね。

何の線かというと服を着た時の体のライン(線)になります。

そしてこのラインの種類はメンズファッションでは3種類+1あります。

 

まず基本のシルエットが下記の3種類となり

  • Iライン
  • Aライン
  • Yライン

 

それとは別に中年体型のおやじに最適な

  • Oライン

 

これで3+1となります。

それぞれのラインの特徴を解説します。

 

Iラインシルエット

基本中の基本であるIラインシルエットになります。

最もスタイルが良く見えるのでシルエットの中では1番大人っぽいラインになります。

 

Iラインシルエットの作り方は、トップスもパンツも細身のアイテムを使ってスタイリッシュな着こなしをするだけです。

上下細身を使うだけなので、シルエットの作り方としては簡単ですが、おやじの場合、細身のアイテムを着る方が難しかったりします。

 

例えばIラインシルエットを作るのによく使われるスキニー。

中年体型のおやじがおしゃれなファッションをするための最初の壁がスキニーです。

ギターに例えるならFコードみたいなもんですね。

 

ギターのFコードは練習すればなんとかなりますが、スキニーに関しては練習でどうにかなる問題ではないです。

おやじの方ではできることはないのですが、そのぶん企業が頑張ってくれて、最近のスキニーは伸縮性があるため意外と履けたりしますよ。

ただ履けるだけではなく、ストレッチが非常に効いているので以前より履き心地も良いです。

 

スキニーを履くだけ、というかIラインを意識するだけでも雰囲気が変わるので、ユニクロやGUなどでストレッチの効いたスキニーを試着してみてください。

思っているほどストレスを感じないのではと思います。

 

Iラインの参考コーデはこちらです。

 

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タックインさせることでカチッとした印象が強くなり、さらにカラフルなシャツの露出面積を少なくすることでドレスが強まっています。

だいぶスタイリッシュな印象を強くしているので、カラフルなシャツを使っても子供っぽい印象になりません。

 

もちろんタックインではなくてもIラインを作ることは可能です。

 

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シルエットの中ではドレスが最も強くなるので、子供っぽい印象が強い半袖パーカーを使ってもドレスライクな着こなしが可能です。

足首がシュッと細くなるジョガーパンツでスタイリッシュな印象を強め、綺麗なIラインを強調しています。

 

Aラインシルエット

Iラインシルエットでは上下細身のアイテムを使いましたが、Aラインシルエットは上半身に細身のアイテムを使い、下半身に太めのアイテムを使います。

体のラインがアルファベットの”A”の形をしていることから、Aラインシルエットと呼ばれています。

 

Iラインに比べるとカジュアル寄りのシルエットになるので、子供っぽいアイテムばかり使ってしまうと大人っぽさがなくなりダサくなります。

 

上半身と下半身のボリュームの違いも中途半端だと、サイズがあっていないと思われ逆効果になります。

Iラインに比べると難しいシルエットになりますが、ワイドパンツを使ってトップスにジャストサイズのアイテムを使えば比較的簡単にAラインができたりします。

 

ただ、おやじの場合は腹にボリュームがあることが多いので、ジャストサイズのトップスを使うと服ではなく腹のボリュームが目立ちAラインができないことがあります。

Aラインシルエットを実践するには、痩せる必要があると思われるかもしませんが、まだ諦めないで下さい。

 

上半身と下半身のボリュームは細いか太いかだけではなく、面積も大きく影響します。

例えば最近のトレンドでもあるタックイン。

トップスをタックインさせることで上半身の面積が少なくなり、ボリュームのあるワイドパンツを合わせることでAラインシルエットが完成します。

 

太めのトップスをタックインさせればお腹の肉が目立たず、裾をタックインさせているので面積が小さくなり、中年体型でもAラインシルエットが作りやすいです。

ただし、タックインさせる裾はパンツにしっかりインさせるのではなく、下記画像のようにトップスの裾を少し出して余裕を作った方がお腹の肉が目立ちません。

 

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裾を出すことでタックインの”いかにも”感が弱まり自然な感じになります。

 

とは言ってもAラインはIラインよりも難易度が高いシルエットなので、いきなりAラインに挑戦して失敗したとしてもそれは普通です。

私もAラインシルエットは最後に挑戦しましたし、Aラインがなくても十分おしゃれを楽しむことができたので、失敗しても気にする必要はないですよ。

他のシルエットに慣れてからAラインに挑戦しても遅くはないので安心して下さい。

 

タックインではなくトップスの裾を出したタックアウトの方が初心者向けかと思います。

タックアウトでもAラインシルエットは作れます。

 

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Yラインシルエット

基本の3シルエットの最後はYラインシルエットになります。

Aラインシルエットとは逆に上半身に大きめのアイテム、下半身に細身のアイテムを使います。

上半身のボリュームを出すため、あえてサイズの大きいビッグサイズを使い、パンツはスキニーを使うことでYラインシルエットは完成します。

 

Aライン同様に上半身と下半身で中途半端なボリューム差になると、やはり「サイズ間違えた?」になってしまうので、Iラインよりは難しいコーデになります。

最近はYラインシルエットを想定したビッグシルエットのトップスもあるので、そのようなアイテムを使うと簡単にYラインシルエットができます。

 

実はYラインシルエットは中年体型のおやじに向いているシルエットになります。

上半身にビッグサイズやビッグシルエットのアイテムでボリュームを出すので、お腹の肉が隠せます。

 

シルエットを作る上でのボリュームは、細い、太い、大きいだけではなく、面積も大きな要素となります。

寒い季節に使われるロングコートですが、ロングコートは細くてスタイリッシュなシルエットをしていますが、縦に長く面積が広いですよね。

ロングコートを使う際も基本はYラインシルエットを作ることになります。

 

Yラインシルエットの欠点としては、Iラインと同じく細身のパンツを使うことになるので、スキニーが厳しい中年体型のおやじには難しシルエットかもしれません。

 

白の無地Tシャツにデニムのシンプルコーデも、Yラインにすることで地味な印象が弱まります。

 

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リュックは上半身にボリュームが出るのでYラインとの相性は良いです。

 

Oラインシルエット

基本のシルエットIライン、Aライン、Yラインとは別にOラインシルエットがあります。

アルファベットのOの形になるのですが、おそらくI、A、Y以上に聞いたことがないシルエットではないかと思います。

 

Oラインシルエットとは、上半身と下半身にボリュームを出したシルエットで、卵のように丸いラインになることからOラインシルエット、またはエッグシルエットと呼ばれています。

 

Oラインシルエットは上半身と下半身の両方にボリュームを出す、いわゆる”ゆるコーデ”になりますが、一歩間違えると”だらしない”印象になってしまいます。

Oラインシルエットを完成させるポイントは足首にあります。

 

上半身も下半身もボリュームはあるのですが、足首へ向かって細い(テーパード)シルエットのパンツを使うことで卵の形になります。

卵の形って綺麗な丸ではないですよね。

それと同じで足首を細くすることで、まん丸ではなく卵のような形になるわけです。

 

具体的な商品だと商品名にもなっているテーパードパンツ。

ユニクロやGUならイージータイプのスラックスですね。

ウエストがゴムになっているためお腹周りが苦しくなく、裾の方へ向かって細くなっているのでスタイルをよく見せることができます。

 

Yラインシルエットだと上半身はいいんですけど、スキニーがどうしても厳しい、好きになれない。

そんな中年おやじが、無理なくおしゃれに見せることができるシルエットがOラインです。

 

ビッグサイズのトップスにゆったりめのスラックスでOライン。

 

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ビッグサイズのトップスに裾が細くなったテーパードワイドパンツでOライン。

 

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ビッグサイズのトップスにアンクル丈のワイドパンツでOライン。

 

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Oラインにはあまり馴染みがないかもしれませんが、シルエットのイメージとしてはこのような感じになります。

 

まとめ

メンズファッションのシルエットの種類とラインを解説しました。

おしゃれ初心者の方には断然Iラインがおすすめですので、まずはIラインに挑戦してみてください。

体型的に厳しいようならOラインでもおしゃれに見えますし、何より体型を隠すことができます。

 

すごく雑な言い方をすると、上半身はちょうど良いサイズか少し楽なサイズを選んで、パンツは裾が細くなってればなんでもいい!

それこそスウェットパンツでもジョガーパンツでも問題なし!!

 

さらには、中途半端な太さのパンツでも、ロールアップして裾を細くするだけでOラインシルエットができたります。

もし自宅にそんな中途半端なパンツがあったら、1度ロールアップをしてみてください。

意外となんとかなったりしますよ。