身長低い男のメンズファッションってどんなの?
あ、身長低い男のメンズファッションじゃなくて、おしゃれなメンズファッションですね。
身長が低くてもおしゃれなメンズファッションは可能です。
その証拠に私の身長は163cmですが、一応はおしゃれと言われることが多いです。
私のファッションが見たい方はインスタで確認できます。
今回の記事では、身長低い男が夏のメンズファッションでおしゃれと思われる方法を解説します。
Contents
おしゃれな大人コーデ
はじめに、おしゃれな大人コーデの基本を解説します。
低身長に限らず、どんな服装をしてもおしゃれと思われなければ意味がありませんし、これが低身長ならファッションがダサいだけではなく、低身長でスタイルも悪いとなり散々なことになります。
まずはメンズファッションのおしゃれの基本をしっかりとインプットしましょう。
メンズファッションでのおしゃれな大人コーデの基本は大人っぽさと子供っぽさのMIXになります。
大人っぽさを作るには「きれいめ」や「ドレス」と呼ばれる大人なアイテムを使い、子供っぽさを作るには「カジュアル」と呼ばれる子供っぽいアイテムを使います。
例えばスーツで使われるテーラードジャケット、白シャツ、スラックス、革靴は大人アイテムになり、カジュアルな印象が強いパーカー、Tシャツ、ジーパン(デニム)、スニーカーなどは子供っぽいアイテムになります。

おしゃれな大人コーデを目指すなら、全体で見た時に大人っぽさを強くする必要があります。
8:2、7:3、6:4、比率の決まりは特にありませんが、必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
10代、20代の若さがあれば5:5など多少子供っぽく見えても問題ないのですが、私のような「おやじ世代」が子供っぽく見えてしまうとダサくなります。
普段、スーツ姿のビシッとした姿で大人な雰囲気を出していると、悪い意味でギャップを感じてしまい周囲をガッカリさせてしまいます。
そうならないためにも必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
仕事の時はスーツなので10:0で大人っぽさ全開。
休日は0:10で全身カジュアルに統一する男性が多いのですが、実はこの全身統一が世の男性を子供っぽくてダサいファッションにしているのです。
顔つきや体型が大人っぽい外国人なら、0:10の全身カジュアルでも大人っぽさが残り、おしゃれに見えます。
それだけ顔や体型がファッションに与える影響が大きいということですが、この影響は逆の場合も然りで、童顔で子供っぽい体型の日本人が外国人と同じ0:10の全身カジュアルを真似すると、大人っぽさが残らず老けた子供のようになってしまいます。
この大人っぽさと子供っぽさをMIXさせるのが、おしゃれの基本であり法則になります。
この法則に関してはMBさんのブログや、MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」で詳しく解説されています。
身長低い男の夏のファッション

おしゃれな大人コーデでは大人っぽいドレスと子供っぽいカジュアルをMIXさせ、最終的にドレスを強くして大人っぽくするのがポイントになります。
まず夏のファッションですが、夏は厚着ができないので使えるアイテムが少ないです。
寒い季節ならロングコートなどのドレスの強い大人アイテムを使えば、簡単にドレスライクなファッションができますが、夏はそうはいきません。
さらに、薄着ということは体型や身長も目立つので身長の低い男の夏のファッションは、意外と難しいと思われることが多いです。
ですが、心配する必要はありません。
私も身長は低いのですが
そんなものは無視!!
身長なんて関係ねぇと本気で思ってます。
負の連鎖というか、1つ欠点を見つけると他も気になるように、服装のダサさが目立つと他の欠点、例えば身長が低いなどほかも目についてしまう。
そういうことってあると思うんですよね。
逆におしゃれに見えれば身長低いのが目立たないと言うか、気にならない。
「おしゃれ」な印象が強くなることで、欠点の身長が低いを隠してしまう。
私は身長を高く見せるコーデを意識したことはなく、それよりもおしゃれに見せる方法に全力を尽くしています。
なので、身長低い男が夏のメンズファッションで「こうすればよい」というのはありませんが、やらないようにしていることはあります。
身長低い男がやらないほうがいいファッションは
- 厚底シューズ
- 子供っぽいファッション
この2つは気をつけるようにしてます。
それぞれを解説していきますね。
厚底シューズ
まずは厚底シューズですが、身長低い男のコーデでは厚底シューズを推奨している方が多いのですが、私は反対ですね。
だって目立つじゃないですか。
厚底シューズって誰がどう見ても厚底ってわかりますよね。
確かに物理的に身長が伸びるので効果はあるのですが、厚底ってわかってしまったら意味がない。
むしろ逆効果だと思うんですよ。
厚底履いてもこの身長?
こう思われたら、脱いだらどんだけ身長低いんだと思われてしまいますよね。
見た目は身長が高くなってるかもしれませんが、「もしかして低い?」と悪い方の想像力が働いてしまうと、負の連鎖のように他にも悪い方へ想像されるおそれがあるので、私は厚底シューズは基本使いません。
あとは厚底シューズって子供っぽく見えることがあります。
おしゃれな大人コーデではドレスを強くして大人っぽく見せる必要があるので、厚底シューズの子供っぽさはデメリットなんですよね。
そういった意味でも厚底シューズは使わないのですが、これが見た目は厚底シューズとわからないものなら最高です。
それなら厚底シューズを履いてるとわかりませんし、子供っぽくもなりませんからね。
子供っぽいファッション
次に子供っぽいファッションをしないですが、おしゃれな大人コーデでは基本ドレスを強くして大人っぽくする必要があります。
これはどうしようもないことなのですが、身長が低いというだけで子供っぽく見えることがあります。
なので、身長が高い男性以上にカジュアルが多めにならないよう気をつけます。
子供っぽいファッションとは簡単に言うとカジュアルが強いファッションということです。
例えば夏のメンズファッションなら、Tシャツにデニム(ジーパン)、そしてスニーカーのコーデ。
このデニム(ジーパン)をスラックスに変更して、スニーカーも革靴に変える。
プリントTシャツのようにカジュアル強いアイテムなら、タックインしてより大人っぽくする。
何も考えずにデニム(ジーパン)とスニーカーを使って、さらにタックアウトでラフなコーデにすると、もっと子供っぽくなります。
もともと身長が低い男性は子供っぽい印象があるのに、服装まで子供っぽくなるともう悪循環でより身長が低く見えてしまいます。
身長の低い男性は大人っぽいメンズファッションを意識して、とにかくおしゃれで大人っぽく見せることを考えるようにしましょう。
身長を高く見せようとしても限界がありますし、あれをやらないとダメ、これをやってはダメ、このように制限が増えるとコーデの幅が狭くなり凄く勿体無いです。
私がやらなようにしている
- 厚底シューズ
- 子供っぽいファッション
この2つだけなら全くコーデの幅を狭めません。
身長低いならあれはダメ、これはダメ、こうしないとダメ、こうするべき、もうがんじがらめで身長低い男は何もできなくなります。
身長低いなら身長低いでいいじゃないですか。
悪あがきせず身長低いことが気にならないほどおしゃれに見せればいいんです。
10点取られても11点取ればいいんです。
うん、なんか違う気もするけど、まぁ気持ち的にはそんな感じw
身長低い男こそ着丈の長いアイテム
身長が低いからこれを使ったほうがいいというのは特に無いのですが、身長163cmの私が好んで使うアイテムがあります。
それはロングコートなどの着丈の長いアイテムです。
夏にロングコートは使えないので、ロングカーディガンやリネンの薄手のロングコート、あとはロングシャツですね。
真夏の暑い季節には難しいのですが、気温の下がる夜や真夏以外なら使えますよ。
無印のロングシャツ
厚底のサンダルを使ってますが、子供っぽくなる印象をロングシャツの大人っぽさでバランスを調整しています。
ユニクロのロングシャツ
アンクルワイドパンツでOラインシルエットを作り、色を白黒のモノトーンにすることで大人っぽさを強調しています。
オーバーサイズの白シャツ
オーバーサイズの白シャツとスラックスでOライン気味のシルエットにしています。
白シャツとスラックスでドレスが強めなので、スラックスのストライプ、サンダル、白靴下でカジュアルダウンさせています。
ユニクロのリネンコート
プリントTシャツとラインパンツのカジュアル感をリネンコートの大人っぽさでバランスを調整しました。
ラインパンツはそこまで細身ではないのですが、丈が短い分ボリュームがないのでYライン気味のシルエットにしています。
ロングカーディガン
グレーのロングカーディガンにグレーのスラックスで、モノトーンのグレーを多めにして大人っぽくしました。
ロングカーディガンの着丈の長さや革靴も大人要素となっています。
着丈の長いアイテムは簡単に大人っぽくなるのと、あとは身長が高くないと似合わないと思っている方が多いので、着丈の長いアイテムが似合ってるのに身長が低いわけがないと思ってもらえます。
着丈の長いアイテムを着こなすコツはシルエットです。
シルエットに関してはこちらの記事で詳しく解説していますが
着丈の長いアイテムは面積が広くボリュームがあります。
上半身にボリュームが出るので使われるシルエットはYラインかOラインです。
Yラインならスキニーなどの細身のパンツで下半身のボリュームを無くします。
Oラインならワイドパンツなどで下半身にボリュームを出しますが、裾が細く(テーパード)なっていたり、丈が短く足首のボリュームを無くしたものを使ったほうがシルエットが作りやすいです。
このようにシルエットをしっかりと作れば、着丈の長いアイテムを使うのはさほど難しくはありません。
簡単に大人っぽい印象にすることができ、着丈の長いアイテムが似合うのに身長が低いわけがないと勝手に思ってもらえたりするので、私は身長低い男性も積極的に着丈の長いアイテムを使うべきだと思ってます。
あとは子供っぽくならないように、色数は白、黒、グレーのモノトーンだけにするか、モノトーン+1色に抑えるほうが無難ですね。
+1色もおしゃれな大人コーデに慣れていないうちは、暗めの落ち着いた色を使ったほうがコーデが優しくなります。
身長低い男の夏のおしゃれコーデ
最後に身長低い男の夏のおしゃれコーデを画像で解説します。
文章だけよりも画像があったほうがわかりやすいと思うので、WEARのおしゃれなメンズ夏コーデ画像を使って解説します。
ここで紹介しているモデルさんは身長が低いわけではありませんが、コーデのポイントを抑えれば身長が低い男性も問題なく再現できるはずです。
ていうか、ここで紹介したコーデが身長低いという理由で似合わないのなら、もう身長低い男性はおしゃれは無理ってことになります。
身長が低いからダサいのではなく、ダサいから身長が低いのが目立つと言っても過言ではありません。
おしゃれに見えるようになれば、見ている方は身長が低いことは大して気にならないはずです。
まずはおしゃれな大人コーデを実践してみましょう。
その上で身長が低いことがデメリットになっているのなら、そのとき身長を隠す方法を考えても遅くはないはずです。


ジョガーパンツとスニーカーを使った夏コーデになります。
ジョガーパンツとスニーカーはカジュアルが強い印象ですが、全体的に黒を多めにすることで大人っぽくし、インナーの白と白スニーカーで白の統一感を出し、夏の全身黒の暑苦しさを軽減しています。
大人っぽい印象にするには黒を使うのが最も手っ取り早いです。
ジョガーパンツを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。

グレーのパンツを使った夏コーデになります。
グレーも大人っぽい色となり、夏の黒が多めのコーデに抵抗がある男性にはグレーのパンツがおすすめです。
グレーもモノトーンなのでドレス寄りの色になります。
夏のグレーコーデはこちらの記事で解説しています。

ジャージを使った夏コーデになります。
ジャージもカジュアルな印象がありますが、黒を使うと意外と大人っぽい着こなしができます。
ドレスアイテムの白シャツを使って大人っぽい印象を強くし、白スニーカーはカジュアル寄りですが白シャツと白の統一感を出しています。
私服や普段着でのジャージの着こなしはこちらの記事で解説しています。

全身黒の夏コーデになります。
Tシャツではなくドレスが強いシャツを使った黒シャツコーデなのでかなりドレスが強いです。
ただ、半袖なので若干カジュアル寄りとなり長袖の黒シャツよりは使いやすいです。
とはいえ、スラックスに革靴で全体的にドレス強めの大人夏コーデになっています。
これだけドレスが強いと子供ぽい印象はないですね。
で、このモデルさんですが、身長161cmです。
161cmとうことは私よりも低いのですが、言われるまで私より身長が高いと思っていました。
もちろんこれは画像というのもありますが、実際に見たとしても大人っぽくておしゃれに見えると身長が低いのが気にならないことが多いです。
おしゃれな大人コーデをすることで身長が低い悩みも解決する可能性が高いので、まずはおしゃれな大人コーデを実践しマスターする方が問題解決が早いと思いますよ。
夏の黒シャツコーデはこちらの記事でも解説しています。

白の半袖シャツを使った夏コーデになります。
白の長袖シャツはドレスが強いアイテムになりますが、半袖だと若干カジュアル寄りになります。
黒スキニーと革靴で下半身をドレスで固めれば、カジュアル寄りの白の半袖シャツでも問題なく大人っぽい夏コーデが可能です。
前のボタンを留めればカチッとした印象になり、シルエットもドレスが強いIラインが強調されます。
逆に前を開けることでラフな感じでカジュアル寄りになりますが、夏の涼しい印象も出せるので全体のバランスを見てカジュアルになり過ぎないのなら全く問題ないです。
前を開けてボリュームが出るようなら、細身のパンツを合わせてYラインシルエットにすることもできます。
夏の半袖シャツコーデはこちらの記事でも解説しています。

Tシャツとデニム(ジーパン)の夏コーデになります。
Tシャツもデニム(ジーパン)もカジュアルアイテムなので、Tシャツはモノトーンの無地、デニム(ジーパン)は色が濃いものを使うとカジュアルを弱められます。
革靴を使えばより大人っぽくなります。
身長が低い男性は特に大人っぽさを意識したほうがいいので、細身のデニムでIラインやYラインを作るのが無難です。
夏のデニム(ジーパン)コーデはこちらの記事で解説しています。

白のロングシャツを使った夏コーデになります。
個人的には着丈の長いアイテムは身長が低い男性こそ積極的に挑戦すべきだと思ってますが、ポイントはシルエットです。
画像のコーデは細身のパンツを使ってYラインシルエットを作っています。
Yラインは上半身にボリュームを出し、下半身はボリュームを無くします。
つまり視線は下ではなく上に集めたいので、ハットを使って上半身に視線を集めればYラインを強調できます。
ロングシャツを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。

こちらもロングシャツを使った夏コーデになります。
着丈の長いアイテムは大人っぽさが強く、さらに黒なのでより大人っぽくなっています。
これだけ大人っぽさが強ければサンダルを使ってもカジュアルが強すぎることはありません。
大人っぽさを出すには黒は最適ですが、ちょっと「カッコつけてる感」も強すぎてしまう傾向があるので、必ずカジュアルダウンさせることを意識するといいですよ。
画像のコーデはカジュアルアイテムのサンダルを使い、シルエットを緩めにすることで崩しています。
夏に涼しいメンズシューズはこちらの記事で紹介しています。

ロングシャツとデニム(ジーパン)の夏コーデになります。
細身のデニム(ジーパン)とロングシャツでYラインシルエットを作っています。
リュックを手に持ってますが、リュックは上半身にボリュームを出してくれるのでYラインとは相性がいいです。
リュックとデニム(ジーパン)はカジュアルが強い印象ですが、細身のデニム(ジーパン)とリュックのボリュームでしっかりとYラインを作って綺麗なシルエットで大人っぽさを強くしています。
シルエットが綺麗だとスタイルもよく見えますし、スタイルがよく見えると身長が低いのもカバーできます。
さらに、大人っぽいドレスは「キレイめ」と言われるように、綺麗なシルエットは大人っぽさが増します。
Iライン、Aライン、Yライン、Oラインのシルエットが綺麗だと、それだけで大人っぽくておしゃれに見えるので、身長が低いことなどほとんど目立ちません。
リュックを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。
まとめ
身長が低い男が夏のメンズファッションでおしゃれに見せる方法を真面目に語りました。
私自身が身長が低いのでいくらでも語れますね。
ただ、身長が低いからといって身長を高く見せることに躍起になるより、全体的におしゃれに見せる方法を研究したほうがいいと思いますよ。
おしゃれに見えるって凄く影響力があって、多くの欠点を隠してくれるだけの力があります。
身長を伸ばすのは正直無理で、高く見せるにも限界がありますが、おしゃれに見せるのは誰でも再現できますし、それこそ限界もありません。
身長を高く見せる方法は、おしゃれな大人コーデの基本を理解できてからでも遅くはないですし、それからのほうがより高レベルの対策ができると思います。
身長を高く見せるには厚底シューズと聞き、ただ厚底シューズを履いても身長は高くなりますが、厚底なのも目立つため逆に背が低い事を強調させているようなものです。
さらに子供っぽさが強くなる傾向があるので、厚底シューズを使うなら全体で大人っぽくなるような工夫が必要なので気をつけてください。
Tシャツとスラックスと革靴の大人コーデですね。
Tシャツは無地の白を使うことでより大人っぽさが増します。
大人っぽい印象になるだけで身長の低さは目立たなくなるので、身長低い男性は大人っぽい夏コーデになるよう心がけましょう。
スラックスを使った夏コーデはこちらの記事でも解説しています。
>スラックスを使ったメンズ夏コーデを解説