ストールと聞くと女性が使うアイテムの印象がありますが、男性が使っても問題ありません。
しかもレディースのストールを男性が使うのも全く問題ないです。
問題はないのですが
男のストールがきもい!!
実は男性のストールにはこんな女性の意見があるのをご存知でしょうか。
おしゃれアイテムのストールを使って”きもい”と言われては意味がないので、今回の記事では男がストールを巻いても”きもい”と言わせないための巻き方や選び方を解説します。
Contents
男のストールはきもい?
どんなファッションでもかっこいいのには理由があり、ダサいのには原因があります。
男のストールがきもいと言われるのには必ず理由や原因があるわけですが、まずは女性が男性のストールを”きもい”という意見を確認してみましょう。
「ストール男子はダサいと思う。ジャニーズがよくやっていて影響されている気がする」(28歳)
「男性のレギンスやストール、女子っぽいから」(36歳女性/生保・損保/事務系専門職)
「ダンディな初老気取りかよ!と思う。ねじってたらより最悪」(29歳・医療事務)
「男性らしさがなくて気持ち悪い。引っ張って首を絞めたくなるくらい嫌い」(29歳・営業)
ここで紹介した女性の意見はほんの一例ですが、なんとなく男性がストールを使って”きもい”と言われるのは、ストールの使い方、巻き方に原因があるように思われます。
女性が使うイメージが強いストールなので、メンズが同じように女性っぽく使うと”きもい”と言われる可能性が高くなるのでしょうね。
ストールの女性っぽい使い方の代表といえば
肩掛け
ポンチョのような使い方になるのですが
ストールの肩掛けは女性っぽさが強いので男性がやると”きもい”となる可能性が高いです。
最近の若い男性は中性的な顔立ちや体型をしているので、昔ほど”きもい”とはならないのかもしれませんが、私のような”おやじ”世代がやってしまうと厳しいです。
中には許される男性もいるかもしれませんが、多くのおやじが”きもい”と言われることでしょう。
ストールの目的
ストールを使う目的は防寒以外に以下の3つの目的・効果があります。
小顔効果
まずは小顔効果です。
顔の近くにものがあると顔を小さくみせる効果があります。
顔を小さく見せることでスタイルを良く見せることができ、スタイルがよく見えるとスタイリッシュな印象が強くなります。
スタイリッシュな印象が強くなるとおしゃれと思われる確率が高くなります。
ストールを使うことで小顔効果を狙うことができるので、それだけでおしゃれに見えたりするものです。
脚長効果
次に脚の長さをごまかすことによる脚長効果です。
首は非常に目立つ場所になり、その目立つ場所にストールが巻いてあると余計目につきます。
その結果、視線が上半身に集まるため下半身や足元を見られることが少なくなります。
ストールを垂らして腰の位置を隠せば、脚がどこから始まっているのかわからなくなるので、この方法でも実際の脚の長さをごまかすことができますね。
カジュアルダウン
最後はカジュアルダウンです。
メンズの冬のコートはチェスターコートやトレンチコートなど、カチッとしたデザインのものが多いです。
私服で使うと一歩間違えるとサラリーマンぽくなってしまいうので、サラリーマンが使わない柄の大判のストールを使うことでカジュアルに崩すことができます。
マフラーはサラリーマンも使うアイテムなので、あまりカジュアルダウンにはなりませんが、大判のストールならサラリーマンはまず使わないのでいい感じにカジュアルダウンできます。
おしゃれな巻き方
男性のストールが”きもい”と言わせないためには、男らしいストールの巻き方が必要になります。
ストールの巻き方は多数ありますが、ここで紹介する5つの巻き方だけでも十分おしゃれができますし、どんなコーデにも合う巻き方なので参考にして頂ければと思います。
ワンループ
マフラーでもよく使われる巻き方なので一番馴染みがあると思います。
保温性に優れ崩れづらいのが特徴です。
巻き方
巻き方動画
エディター巻き(1周巻き)
ストールといえばエディター巻きというくらい定番の巻き方になります。
1周巻きとも呼ばれていますが、どんなコーデにも合いますし、季節を問わず使えるのも特徴です。
巻き方
巻き方動画
シングルツイスト
ネクタイのような形になり口元まで隠すことができるので小顔効果は抜群です。
カチッとしたデザインなのでカジュアルなコーデとの相性が良く、意外と崩れづらいのも特徴です。
巻き方
巻き方2
ジョルジナ巻き
ピッティ巻き、ダブルクロスとも呼ばれる巻き方で、イタリア人に人気の巻き方になります。
カチッとしたコーデにもカジュアルにも合うオールマイティな巻き方で、何よりかっこいいですw
難しそうに見えますが、やってみると意外と簡単で崩れづらいのも嬉しいです。
巻き方

巻き方動画
垂らし巻き
最後は垂らし巻きです。
“巻き”といっても垂らしてるだけなので最も簡単な方法となります。
垂らしているだけですが、実は細かいアレンジ方法があったりするので参考にしてください。
巻き方
ストールの選び方
最後にストールの選び方を紹介します。
ストールで最も効果があるのが小顔効果なので、最初は小顔効果が発揮できるストールを選ぶのがおすすめです。
大判ストール
ストールの大きさですが、ボリュームを出すため1辺150cm以上の大判を選ぶといいですよ。
大判じゃないと巻いた時にボリュームが出ず十分な小顔効果を発揮できません。
あとはある程度「肉厚」があるほうがボリュームがでます。
色は黒またはダークカラー
色は黒かダークカラーが使いやすいです。
明るくカラフルな色を使うとカジュアルが強くなるので黒やグレーだとコーデが優しくなるのですが、どうしても黒やグレーを使いたくない時はワインレッドやネイビーなどのダークカラーが無難です。
無地?柄物?
最初のストールとしては無地がおすすめですが、柄物でもダークカラーならそこまで崩れることはないです。
無地か柄物かよりも色のほうが重要で、色が黒やグレー、またはダークカラーでしたら問題なかったりします。
おすすめのストールはユニクロ?
コスパの良さではユニクロは最強だと思ってますが、小物に関してはユニクロはちょっと物足りないイメージがあります。
決して悪い商品ではありませんが、他のアイテムに比べると小物はユニクロの魅力であるコスパを活かしきれていないと個人的には思ってます。
逆に他のアイテムのコスパが良すぎるためそう思うのかもしれませんけどね。
ユニクロにもストールはありますが、肉厚が薄いので巻いた時にボリューム不足は否めません。
そこでおすすめなのが
ZARA(ザラ)
2,000円〜3,000円で購入することができ、1辺が200cmの大判で肉厚や風合い、雰囲気に高級感があるものが多いです。
私は普段レディースのアイテムを使うことが多いのですが、ストールやマフラーのような小物は他のアイテム以上にメンズがレディースを使っても問題ないです。
そもそもメンズのストールというのを見ることがありませんけどね。
男性がストールを使ったファッションに挑戦したいなら、ZARA(ザラ)のストールをおすすめします。
まとめ
男のストールが”きもい”と言われる理由は巻き方がレディースっぽいからで、決してレディースのストールを使っているからではありません。
今回紹介した巻き方はどのコーデにも使える巻き方なのでおすすめです。
イマイチなコーデでも首に巻くだけで意外とサマになるのがストールの魅力ですが、これはストールが凄いアイテムというわけではなく、首元にボリュームが出ることによる小顔効果の影響だったりします。
なので、ストールを試してみたけどイマイチ思うならマフラーやスヌードでも問題ありません。
ストールじゃないとおしゃれに見えないなんてことはないので安心してください。