おしゃれで気をつけることはなんですか?
サイズ?
色?
素材?
どれも大事なことではありますが、実はどれもそこまで大事ではなかったりします。
理由はサイズも色も素材も使い方次第でいくらでも調整可能だからです。
例えばサイズがオーバーサイズならYラインシルエットを作ることができますし、色がカラフルで子供っぽかったら他のアイテムをモノトーンにすればいい。
そして素材がシワっぽくてカジュアルが強いようなら、他のアイテムにパリッとした大人っぽいアイテムを使って調整できます。
もちろん、どうしようもないこともありますが、大概なんとかなったりするものです。
ただ、今回の記事で紹介する気をつける3ヶ所に関してはメンズファッションにおいては死活問題と言っても過言ではありません。
この3ヶ所をおろそかにしてしまうと全てがダメになります。
それこそどんなおしゃれなアイテムを使っていても、一気にダサくなる可能性が高いです。
逆にちょっとダサいアイテム、またはいまいちしっくりいかないコーデでも、この3ヶ所を気をつけるだけで格段に良くなったりします。
しかもこの気をつけるべき3ヶ所は、はっきり言って地味です。
地味過ぎで多くの男性が気にしなかったりしますが
「見た目は地味でも効果は絶大!」
なんか彼が言ってそうなセリフになりましたが・・・
本当に効果は絶大なので、ぜひ実践してみてください。
おしゃれな大人コーデ
おしゃれで気をつける3ヶ所の前に、おしゃれな大人コーデの法則をお伝えします。
気をつける3ヶ所と言っても、おしゃれな大人コーデの法則を理解していないと、この3ヶ所をいくら気をつけてもどうにもならなかったりします。
なので、まずはおしゃれな大人コーデを理解してください。
メンズファッションのおしゃれの基本は大人っぽさと子供っぽさのMIXになります。
大人っぽさを作るには「きれいめ」や「ドレス」と呼ばれる大人なアイテムを使い、子供っぽさを作るには「カジュアル」と呼ばれる子供っぽいアイテムを使います。
例えばスーツで使われるテーラードジャケット、白シャツ、スラックス、革靴は大人アイテムになり、カジュアルな印象が強いパーカー、Tシャツ、ジーパン(デニム)、スニーカーなどは子供っぽいアイテムになります。

おしゃれな大人コーデを目指すなら、全体で見た時に大人っぽさを強くする必要があります。
8:2、7:3、6:4、比率の決まりは特にありませんが、必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
10代、20代の若さがあれば5:5など多少子供っぽく見えても問題ないのですが、私のような「おやじ世代」が子供っぽく見えてしまうとダサくなります。
普段、スーツ姿のビシッとした姿で大人な雰囲気を出していると、悪い意味でギャップを感じてしまい周囲をガッカリさせてしまいます。
そうならないためにも必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
仕事の時はスーツなので10:0で大人っぽさ全開。
休日は0:10で全身カジュアルに統一する男性が多いのですが、実はこの全身統一が世の男性を子供っぽくてダサいファッションにしているのです。
顔つきや体型が大人っぽい外国人なら、0:10の全身カジュアルでも大人っぽさが残り、おしゃれに見えます。
それだけ顔や体型がファッションに与える影響が大きいということですが、この影響は逆の場合も然りで、童顔で子供っぽい体型の日本人が外国人と同じ0:10の全身カジュアルを真似すると、大人っぽさが残らず老けた子供のようになってしまいます。
この大人っぽさと子供っぽさをMIXさせるのが、おしゃれの基本であり法則になります。
この法則に関してはMBさんのブログや、MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」で詳しく解説されています。
おしゃれで気をつける3ヶ所
おしゃれな大人コーデの法則が理解できたところで、おしゃれで気をつける3ヶ所の解説をしたいと思います。
おしゃれで気をつける3ヶ所とは
- 首元
- 手首
- 足首
この3ヶ所になります。
首元、手首、足首と聞いて何か気づきませんか?
そう、頭を除く体の先端部分になります。
体の先端であるこの3ヶ所は非常に目立つ部分なので、ある意味この3ヶ所がダメなら全てダメな印象になり、逆にこの3ヶ所がよければ全てが良い印象になります。
それくらい全体のコーデに与える影響が大きいです。
それでは先端3ヶ所である首元、手首、足首のそれぞれの解説をします。
首元
まずは首元です。
なんとなくわかるかと思いますが、ヨレヨレの首元はやめたほうがいいです。
なぜやめたほうがいいのか?
まず真っ先に思いつくのは清潔感がなくなることですよね。
確かにそれもありますが、もう一つの理由としてはヨレヨレでシワがあるとカジュアルが強くなるからです。
レザーのようなツヤやシワがないパリッとした質感は大人っぽくなり、シワが強いと子供っぽい印象になります。
つまり、せっかく大人っぽい服装やコーデをしていても、首元がヨレヨレでシワシワだと一気に子供っぽくなるということです。
子供っぽくなるだけならまだしも、清潔感までなくなってしまうともう絶望的です。
首元は目立つ部分なので、全身大人コーデをしていても首元1つで全てを壊してしまう破壊力があるので気をつけましょう。
手首
次に手首。
手首も地味ですが効果は絶大です。
まずオーバーサイズなどあえて大きめサイズを使った際に問題になるのが、着丈よりも袖の長さです。
袖口のボタンで止められるのならいいのですが、それでもブカブカするときは腕まくりをしましょう。
袖がブカブカした状態はオーバーサイズ、オーバーシルエットではなく、サイズが合っていない印象を与えてしまいます。
さらに、オーバーサイズではなくても、なんとなくコーデがしっくりいかないときにも腕まくりは有効です。
やはり体の先端がシュッとすることで全体の印象が引き締まるのでしょうね。
あとは半袖と違い腕まくりの場合は袖と腕との間に隙間なないですよね。
このピタッとした感じが、がっしりとしたたくましい腕の印象となるので、男らしらをアピールできます。
足首
最後は足首です。
腕まくりならぬ足まくり、ロールアップのことですね。
裾が長くて靴の上に生地が溜まった状態をクッションと呼びます。
例えば、全身スーツの男性は大人っぽくてスマートな印象になります。
そんなキングオブ大人スタイルのスーツでも、クッションがあると子供っぽくなってしまいます。
これは私服でも同じで、デニムやスキニー、スラックスでもクッションがあると子供っぽい印象になることがあります。
なので、おしゃれ初心者の方はとりあえずロールアップさせるのがいいですよ。
腕まくり同様、体の先端である足首がシュッとすることで全体の印象が引き締まります。
ただし、ロールアップのデメリットもお伝えします。
ロールアップをさせることでパンツと靴の境界線がはっきりします。
その結果、実際の足の長さが目立つというデメリットがあるので、トップスの着丈で腰の位置を隠すようにしましょう。
こちらの画像は相当ロールアップさせているので、パンツと靴の境界線がはっきりわかりますよね。
ここで腰の位置もはっきりわかってしまうと、163cmの私なので短足なのが間違いなくバレてしまいます。
そこでシャツの着丈で腰の位置を隠してどこから足が始まっているのかを誤魔化しています。
逆にロールアップをあまりさせないケースとしてはこちらの画像
トップスのボーダーTシャツをタックインさせているので、腰の位置がはっきりわかります。
これでロールアップをするとパンツと靴の境界線がはっきりとわかり、どこから足が始まってどこで足が終わったのかが丸見えです。
そうなると、163cmの私なので短足・・・。
このようにロールアップのメリットとデメリットを意識して使い分ける必要があるのですが、おしゃれ初心者の方はまずは腰の位置を隠してロールアップさせるのをおすすめします。
MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」では、実際の比較画像を使って解説されているので非常にわかりやすいですよ。
まとめ
首元、手首、足首には体の先端という共通点ともう1つの共通点があります。
それは曲線です。
この3ヶ所には全て曲線がありますよね。
実はこの曲線を露出することで大人の色気を出すことができます。
女性の前で腕まくりの仕草をすれば、より効果が高いのでテクニックとして覚えておくといいですよ。