夏のメンズのおしゃれなサンダルコーデを覚えたい!
そもそも、サンダルでおしゃれなコーデは可能なの?
夏のサンダルが涼しいとはいえ、社会人男性がサンダルを多用できるかと言うと、ちょっと難しいというのが正直なところです。
スーツで出勤されている男性がサンダルを使うことはまずありえませんし、私服出勤の会社でもサンダルは不可だったりします。
そうなると週1〜2回の休日しか使うことがなく、さらに夏の季節しか使わないとなると、サンダルが私服で使われることはほとんどありません。
近所のコンビニに行く時などにしか使われないと、もうおしゃれアイテムとは見てもらえなかったりするサンダル。
今回は、そんな可愛そうなサンダルでおしゃれな大人コーをする方法を解説します。
私は夏はサンダルばかり使うほどサンダル好きなので、休日の私服でサンダルを使う社会人男性が増えてくれると嬉しいです。
Contents
おしゃれな大人コーデ
はじめに、おしゃれな大人コーデの基本を解説します。
サンダルのようにカジュアルが強いアイテムでおしゃれをするには、おしゃれな大人コーデの基本を理解できていないと難しいです。
逆にこの基本が理解できればサンダルでもおしゃれな大人コーデが可能となり、サンダルでおしゃれができれば他のアイテムでおしゃれをすることはむしろ簡単と感じられるかもしれません。
なので、最初におしゃれな大人コーデの基本をしっかりとインプットしましょう。
メンズファッションでのおしゃれな大人コーデの基本は大人っぽさと子供っぽさのMIXになります。
大人っぽさを作るには「きれいめ」や「ドレス」と呼ばれる大人なアイテムを使い、子供っぽさを作るには「カジュアル」と呼ばれる子供っぽいアイテムを使います。
例えばスーツで使われるテーラードジャケット、白シャツ、スラックス、革靴は大人アイテムになり、カジュアルな印象が強いパーカー、Tシャツ、ジーパン(デニム)、スニーカーなどは子供っぽいアイテムになります。

おしゃれな大人コーデを目指すなら、全体で見た時に大人っぽさを強くする必要があります。
8:2、7:3、6:4、比率の決まりは特にありませんが、必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
10代、20代の若さがあれば5:5など多少子供っぽく見えても問題ないのですが、私のような「おやじ世代」が子供っぽく見えてしまうとダサくなります。
普段、スーツ姿のビシッとした姿で大人な雰囲気を出していると、悪い意味でギャップを感じてしまい周囲をガッカリさせてしまいます。
そうならないためにも必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。
仕事の時はスーツなので10:0で大人っぽさ全開。
休日は0:10で全身カジュアルに統一する男性が多いのですが、実はこの全身統一が世の男性を子供っぽくてダサいファッションにしているのです。
顔つきや体型が大人っぽい外国人なら、0:10の全身カジュアルでも大人っぽさが残り、おしゃれに見えます。
それだけ顔や体型がファッションに与える影響が大きいということですが、この影響は逆の場合も然りで、童顔で子供っぽい体型の日本人が外国人と同じ0:10の全身カジュアルを真似すると、大人っぽさが残らず老けた子供のようになってしまいます。
この大人っぽさと子供っぽさをMIXさせるのが、おしゃれの基本であり法則になります。
この法則に関してはMBさんのブログや、MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」で詳しく解説されています。
サンダルコーデのポイント

おしゃれな大人コーデは大人っぽいドレスと子供っぽいカジュアルをMIXさせ、最終的にドレスを強くする必要があります。
サンダルは誰がどう見てもカジュアルアイテムですよね。
しかもカジュアルが強めのアイテムになります。
サンダルを使うことで全体のバランスはカジュアルが強くなります。
なので、サンダルでおしゃれな大人コーデをするにはドレスを強くさせる必要がありますが、サンダルのカジュアルが強いのでドレスはかなり強めにする必要があります。
具体的な方法としては、シャツやスラックスなどのドレスアイテムを使うだけではなく、シルエットや色でもドレスを作るようにしていきましょう。
シルエットは細いとドレス寄りになり、太いとカジュアルが強くなります。
シルエットに関してはこちらの記事で解説していますが
上も下も細身のIラインはドレスが強くなり、上も下もボリュームを出すOラインや、上半身にボリュームを出すYライン、下半身にボリュームを出すAラインはIラインに比べてカジュアル寄りになります。
カジュアル寄りにはなりますが、綺麗なシルエットというだけで大人っぽさが増しますし、あとはIラインは地味な印象ですが、他のシルエットは差別化が図りやすいのでよりおしゃれな印象が強くなります。
シルエットでドレスを強くしたいならIラインを作り、他のシルエットを作るならカジュアルが強くならないよう綺麗なシルエットを作るようにしましょう。
次は色でドレスを作る方法ですが、白、黒、グレーのモノトーンはドレス色となり、明るくカラフルな色はカジュアルが強くなります。
サンダルはカジュアルが強いアイテムなので、サンダルを使ったコーデでは全体をモノトーンにしたほうが大人っぽいコーデがしやすいです。
色数も多くなるとカジュアルが強くなり子供っぽい印象になるので、モノトーンかモノトーン+1色に抑えたほうがコーデが優しくなります。
サンダルを使ったおしゃれな大人コーデでは、サンダルを使うことでカジュアルに傾いたバランスをドレスに傾ける必要があるので、シルエットや色でもドレスを作るのがサンダルコーデのポイントです。
ここまで聞くと、サンダルを使ったコーデは難しい印象を持たれるかもしれませんが、たしかに革靴に比べて難しいアイテムであることは間違いないです。
革靴はドレスアイテムなので、ドレスを強めにするおしゃれな大人コーデには最適のシューズになります。
履くだけでドレスに傾きますからね。
それなら革靴だけを使っていればいいと思われるかもしれませんが、サンダルには革靴にはないメリットがあります。
革靴にはないサンダルのメリット・・・それは
季節感です。
サンダルは夏の暑い季節に涼しい印象を出してくれるアイテムで、逆に革靴はドレスは強いのですが夏には暑苦しい印象になったりします。
他にも夏の革靴は蒸れたりするので履き心地もあまりよくないこともあります。
サンダルなら蒸れることもありませんし、夏らしい季節感も出せます。
これが革靴にはないサンダルならではのメリットで、このメリットを使うために夏にサンダルを使ったコーデをするわけです。
ただし、ここまで解説して言うのもなんですが、暑苦しさも蒸れも気にしないという男性は無理してサンダルを使う必要はないです。
メンズファッションでは、このアイテムじゃなきゃおしゃれができない、このブランドじゃなきゃおしゃれができない、なんてことは絶対に無いので、難しいようなら無理に使う必要はないです。
おしゃれな大人コーデに慣れた頃にまた挑戦すればいいのです。
ちなみに、私が夏にサンダルを多用するのは超個人的な理由です。
というのも、私は「限定」という言葉に弱いので、夏限定、夏だけ、夏ならでは、夏にしか使えない、このような言葉に非常に弱いので好んでサンダルコーデをしています。
良く言えばトレンドに敏感ということですねw
サンダルの選び方
サンダルを使ったコーデのポイントを解説しましたが、次はサンダルの種類や選び方を紹介します。
サンダルはカジュアルアイテムなので、色はモノトーンが無難です。
明るい色のサンダルはよりカジュアルを強めるのでコーデの難易度が上がります。
サンダルのシルエットも目立たないものがいいですね。
あまりボテッとしてると子供っぽさが増してしまうので、スマートで大人っぽいシルエットが使いやすいです。
スマートで大人っぽいサンダルがよくわからなければ、普通の地味なサンダルで問題ないです。
大事なことはサンダルが目立たないようにすることなので、普通の地味な黒のサンダルで存在感がないくらいでもいいです。
ここからはサンダルの種類別に紹介しますが、正直私はサンダル好きとはいえ、サンダルを使ったコーデが好きなだけでサンダル自体に詳しいわけではありません。
なので、よく使われる代表的なサンダルやドレスライクな使い方ができるサンダルを紹介したいと思います。
スポーツサンダル

出典:ユニクロ
おしゃれサンダルコーデではよく使われるスポーツサンダル。
実際私も使うことが多いです。
私の夏の投稿を見ると結構な頻度でスポーツサンダルを使っているのがわかると思いますが、素足で使ったり
靴下と合わせたりもります。
靴下と合わせる際は白靴下を見せてカジュアルダウンさせたり、白のトップスと合わせて白の統一感を出すのに使ったりすることが多いですね。
コンフォートサンダル

出典:グローバルワーク
近所のコンビニに行ったり、ゴミを出すのによく使われる一般的なサンダルではないでしょうか。
私はグローバルワークの白サンダルを使ってますが、黒のサンダルのほうが使いやすいと思います。
グローバルワークのコンフォートサンダルは厚底になっていて、よりカジュアルが強くなっています。
あえて厚底でカジュアル強めのコンフォートサンダルを購入しましたが、おしゃれな大人コーデに慣れていない男性がコンフォートサンダルを購入するなら厚底ではないほうが使いやすいです。
サンダルに限らず厚底は子供っぽい印象になったり、厚底部分が悪目立ちして足の短さを強調することになりかねないので、おしゃれ初心者にはおすすめできないシューズになります。
ちなみに、私の使い方はこちらです。

厚底サンダルでおしゃれな大人コーデをするために様々工夫しました。
グルカサンダル
大人の気品があるサンダル、グルカサンダルになります。
遠目には革靴のように見えるのが特徴で、見ての通り通気性が良いので蒸れの心配も不要ですし、サンダルなのにドレスライクに履けるのが嬉しいですね。
革靴とサンダルのいいとこ取りをしたようなデザインがグルカサンダルです。
私はグルカサンダルは持っていないので参考コーデ画像がないのですが、正直すごく欲しいですw
シャワーサンダル
こちらも定番のシャワーサンダルです。
スポーツサンダルを使うことが多いので、あえてシャワーサンダルを購入する必要はないと思い買っていません。
基本的にはスポーツサンダルと同じような使い方が可能だと思います。
クロスベルトサンダル

出典:GU
私が使用しているのはGUのレザータッチクロスベルトサンダルです。
レザータッチと言ってももちろんフェイクレザーです。
どこのブランドのクロスベルトサンダルも、基本はレザータッチのものがメインになります。
レザータッチのメリットは大人っぽさが増すことで、これによりカジュアルアイテムであるサンダルのカジュアルを弱めることができます。
素足で履くことはもちろん
白靴下と合わせて白シャツと白の統一感を出すことができます。
サンダルの種類はもっとあるかと思いますが、私が持っているサンダルやおしゃれな大人コーデでよく使われるサンダルを紹介しました。
どのサンダルも使い方は同じになりますが、基本的にはカジュアルが強いアイテムなので、最初はシンプルで地味なサンダルを選んだほうがコーデがしやすいです。
夏のおしゃれなサンダルコーデ
最後に夏のおしゃれなサンダルコーデを画像で解説します。
文章だけよりも画像があったほうがわかりやすいと思うので、WEARのおしゃれサンダルコーデ画像を使って解説したいと思います。
ここで紹介しているサンダルコーデのサンダルは、厚底のものが多かったりしますが、通常のサンダルの方がコーデが優しかったり着まわしが効くので、おしゃれな大人コーデに慣れていない男性には普通のサンダルをおすすめします。
白靴下は上級者向けのコーデになるので、慣れていな男性は白靴下を使わず素足でも問題ないです。

黒のTシャツとグレーのスラックスにサンダルを合わせた夏コーデになります。
黒Tシャツにスラックスでドレスが強めになり、全体の色もモノトーンに抑えることで大人っぽくなっています。
厚底タイプのサンダルを使っても子供っぽくなりませんが、逆にこれくらいドレスを作らないと厚底サンダルが悪目立ちする可能性があるので、おしゃれ初心者には普通のサンダルをおすすめします。
夏のスラックスコーデはこちらの記事で解説しています。

黒シャツとジャージ(ラインパンツ)にサンダルを合わせた夏コーデになります。
ドレスの強い黒シャツでジャージ(ラインパンツ)のカジュアルを弱めていますが、黒のジャージはツヤがあり意外とドレスライクな着こなしが可能です。
上下黒が多く大人っぽさが強いのですが、サンダルを使ってカジュアルダウンさせています。
ラインパンツを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。

上下をゆったりとさせたゆるコーデにサンダルを合わせた夏コーデになります。
上も下もゆるくさせたコーデはカジュアル寄りになるので、全身黒で大人っぽさを強くしてカジュアルを弱めています。
とはいえ、夏の全身黒は暑苦しい印象になったりするので、サンダルを使って季節感を出すことができます。
さらに、インナーの白と白靴下で白の統一感を出して白の爽やかさを強調してますね。
夏のゆるコーデのコツとポイントはこちら記事で解説しています。

デニム(ジーパン)とサンダルの夏コーデになります。
デニム(ジーパン)はカジュアルアイテムで、色が薄いとカジュアルが強くなり色が濃いとカジュアルが弱くなります。
さらに細身のデニム(ジーパン)の方がドレスが強いので、おしゃれな大人コーデに慣れていない男性は最初は細身で色の濃いデニム(ジーパン)を使うことをおすすめします。
ジャストサイズのTシャツと細身のデニムでドレスが強いIラインシルエットを作り、Tシャツも無地の白なのでカジュアルが弱いです。
白の無地Tシャツと白靴下で白の統一感も出していますね。
ちなみに画像のパンツは黒のスキニーデニムなのでよりドレスが強いです。
夏のスキニーコーデはこちらの記事で解説しています。

ベージュのTシャツとベージュのサンダルで色を統一させた夏コーデになります。
白や黒でも同じことができますし、モノトーン以外の色を使う時はトップスとシューズなど、距離が離れた箇所で色を合わせられると統一感が出て小馴れた印象になります。

カーキのパンツとサンダルの色を合わせた夏コーデになります。
トップスとシューズのように離れた色を合わせる、色を飛ばす(散らす)ことで統一感が強まるのですが、パンツとサンダルを合わせても面白いですね。
特にサンダルはバンド部分だけなのでカーキが悪目立ちすることもありません。
これがスニーカーなどで全面カーキだとちょっと悪目立ちしたり、子供っぽさが強くなってしまう可能性があります。

ゆったりとしたポロシャツにワイドパンツとサンダルを合わせた夏コーデになります。
ポロシャツには白のボーダーが入っており、インナーの白を見せ、さらに白靴下で白の統一感を強くしています。
靴下を目立たせるコーデではシャワーサンダルは有効なアイテムですね。
ポロシャツを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。

Tシャツをベージュのチノパンにタックインさせ、黒靴下に黒サンダルを合わせた夏コーデになります。
ベージュのチノパンはカジュアルな印象が強くなるので、タックインさせてカチッとした大人な雰囲気を出しています。
黒のサンダルに黒靴下を合わせて革靴のような印象をだしドレスを作っています。
見た目は革靴のようですが通気性は断然こちらのほうがよいはずです。
ベージュのチノパンを使った夏コーデはこちらの記事で解説しています。

グリーン系のパンツに白シャツとサンダルを合わせた夏コーデになります。
黒やグレー以外のパンツを使う際は、ドレスアイテムの白や黒の無地Tシャツや無地シャツを使うとコーデがまとまりやすいです。
白シャツと白靴下で白の統一感を出しています。
シャワーサンダルは靴下の露出する面積が大きいので、靴下コーデでは使いやすいサンダルかもしれませんね。
白シャツのおしゃれな着こなしはこちらの記事で解説しています。
まとめ
夏のメンズのおしゃれサンダルコーデを画像で解説しました。
サンダルはカジュアルが強いアイテムなので、使うアイテムはドレスライクなものを使い、シルエットと色でもカジュアルが強くなりすぎないよう気をつけましょう。
サンダルのメリットは季節感をだせることなので、多少ドレスアイテムを多用しカチッとし過ぎて暑苦しいイメージになっても、サンダルのカジュアルが崩してくれるので、ドレスが強すぎくらいでちょうどいいかもしれないですね。
あとはサンダルの選び方ですが、厚底のデザインの可愛いものなどもありますが、おしゃれ初心者向けではないので、最初は地味でシンプルなサンダルを選びましょう。
存在感がないくらいでもいいです。
これはサンダルに限らず、革靴やスニーカーなど、全てのシューズに当てはまります。
足元は目立つ箇所なので、最初はシンプルで地味なシューズを選ぶようにしましょう。
存在感がないくらい地味なシューズなので、必然的にカジュアルが強いシューズは選ばないと思いますし、地味なシューズの方がコーデが優しくなります。
夏の涼しいシューズはこちらの記事で紹介しているので、参考にしてみて下さい。
黒のロングシャツで大人っぽさを出し、白Tシャツと白のサンダルで白の統一感を出しました。
白Tシャツの裾で腰の位置を隠し、足がどこから始まってるのかを隠して足の長さを誤魔化してます。
ロングシャツも体型や腰の位置を隠すのに一役買ってます。
リュックを使って視線を上に集めているのでサンダルの厚底部分を注目させないようにしてます。