デニムシャツの着こなしやメンズの秋コーデを解説

絶対に日本人が着るよりアメリカ人が着たほうがカッコいいと思うアイテム

 

デニムシャツ!!

 

これは完全に偏見ですが、なんとなくデニムシャツってMr.アメリカって印象を持っています。

あとはGジャンもアメリカ人の方が似合いそう。

ていうかデニム全般アメリカ人の方が似合うと思います。

 

日本人よりアメリカ人の方が顔もスタイルも大人っぽいので、カジュアルが強いデニムが似合うのは当たり前といえば当たり前ですけどね。

とはいえ、デニムシャツは気温が下がってくる秋には非常に使えるアイテムなので、顔もスタイルも子供っぽい日本人でもおしゃれに着こなしたいものです。

 

そこで今回はデニムシャツの着こなしやメンズの秋コーデを解説したいと思います。

日本人でもデニムシャツで大人っぽくおしゃれな着こなしをすることは可能なので、是非今回の記事を参考にして挑戦してみください。

おしゃれな大人コーデ

はじめに、おしゃれな大人コーデの基本を解説します。

顔つきもスタイルも子供っぽい日本人が、カジュアルアイテムのデニムシャツでおしゃれで大人っぽいコーデをしようと思ったら、おしゃれ初心者の男性は感覚に任せるよりも論理的に攻めたほうが失敗が少なくなります。

まずはおしゃれな大人コーデの基本をしっかりとインプットして、論理的に考えられるようにしましょう。

 

メンズファッションでのおしゃれな大人コーデの基本は大人っぽさと子供っぽさのMIXになります。

大人っぽさを作るには「きれいめ」や「ドレス」と呼ばれる大人なアイテムを使い、子供っぽさを作るには「カジュアル」と呼ばれる子供っぽいアイテムを使います。

 

例えばスーツで使われるテーラードジャケット、白シャツ、スラックス、革靴は大人アイテムになり、カジュアルな印象が強いパーカー、Tシャツ、ジーパン(デニム)、スニーカーなどは子供っぽいアイテムになります。

 

おしゃれな大人コーデを目指すなら、全体で見た時に大人っぽさを強くする必要があります。

8:2、7:3、6:4、比率の決まりは特にありませんが、必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。

 

10代、20代の若さがあれば5:5など多少子供っぽく見えても問題ないのですが、私のような「おやじ世代」が子供っぽく見えてしまうとダサくなります。

普段、スーツ姿のビシッとした姿で大人な雰囲気を出していると、悪い意味でギャップを感じてしまい周囲をガッカリさせてしまいます。

そうならないためにも必ず大人っぽさが強くなるようにしてください。

 

仕事の時はスーツなので10:0で大人っぽさ全開。

休日は0:10で全身カジュアルに統一する男性が多いのですが、実はこの全身統一が世の男性を子供っぽくてダサいファッションにしているのです。

 

顔つきや体型が大人っぽい外国人なら、0:10の全身カジュアルでも大人っぽさが残り、おしゃれに見えます。

それだけ顔や体型がファッションに与える影響が大きいということですが、この影響は逆の場合も然りで、童顔で子供っぽい体型の日本人が外国人と同じ0:10の全身カジュアルを真似すると、大人っぽさが残らず老けた子供のようになってしまいます。

 

この大人っぽさと子供っぽさをMIXさせるのが、おしゃれの基本であり法則になります。

この法則に関してはMBさんのブログや、MBさんの書籍「最速でおしゃれに見せる方法(電子限定特典付き)」で詳しく解説されています。

 

メンズのデニムシャツの着こなし

おしゃれな大人コーデは大人っぽいドレスと子供っぽいカジュアルをMIXさせ、最終的にドレスを強くする必要があります。

シャツはドレスアイテムなので、デニムシャツもドレスアイテムかというとそうではありません。

 

ドレスとカジュアルはデザインだけではなくシルエットと色も関係してきます。

シルエットは細くてスタイリッシュだとドレス寄りになり、太くてラフだとカジュアル寄りになります。

そして色は、白、黒、グレーのモノトーンは大人っぽいドレス色になり、明るくカラフルな色は子供っぽいカジュアル色になります。

 

さらに素材にもドレスとカジュアルがあり、スラックスのように薄手でツヤがありサラリとした落ち感のある素材はドレス寄り、デニムのように厚手でゴワゴワした素材はカジュアル寄りになります。

 

デニムシャツはデザインはドレスになりますが、デニム素材はカジュアルで色もモノトーンではないのでカジュアル寄りになります。

なによりデニムの素材感がカジュアルを強くしているので、シャツはシャツでもデニムシャツはカジュアルアイテムになります。

 

ドレスを強くする必要があるおしゃれな大人コーデでは、デニムシャツは正直使いづらいアイテムになります。

アメリカ人のように顔つきもスタイルも大人っぽければ、カジュアルが強くなっても顔とスタイルが既にドレスに傾いているので、カジュアルアイテムのデニムシャツでもおしゃれな大人コーデが簡単にできます。

ところが、顔とスタイルが子供っぽい日本人は最初からカジュアル寄りなので、カジュアルアイテムのデニムシャツを使うとよりカジュアルが強くなってしまいます。

 

デニムシャツの着こなしとしては、まずデニムシャツ以外のパンツやシューズはドレスアイテムを使うようにしましょう。

例えばパンツならスラックス、シューズは革靴などです。

 

これだけではまだドレスが弱いので、全体のシルエットでもドレス寄りにさせましょう。

メンズのシルエットには以下の四つがあり

  • Iライン・・・上下細身
  • Aライン・・・下半身にボリュームを出す
  • Yライン・・・上半身にボリュームを出す
  • Oライン・・・上下にボリュームを出す

 

上下のボリュームが少なく細身でスタイリッシュなIラインが最もドレスが強くなります。

他のシルエットはIラインに比べるとカジュアル寄りにはなりますが、綺麗なシルエットというだけでカジュアルを弱めることができます。

「きれいめ」という言葉があるように、「きれい」はアイテムだけではなくシルエットを綺麗にすることでもドレスライクになります。

 

シルエットに関してはこちらの記事でも詳しく解説してるので参考にしてください。

ファッションのシルエットの種類やラインを解説

2018-05-18

 

デニムシャツを使ったコーデでは、ドレスが最も強いIラインを作るのが無難です。

ジャストサイズのデニムシャツとスキニーやスラックスで上半身も下半身もボリュームを無くすのです。

デニムシャツでおしゃれな大人コーデをするならこの方法が最も手堅いやり方になります。

 

他にもスキニーを使う方法としては、ビッグサイズのデニムシャツにスキニーを合わせてYラインを作る方法があります。

Iラインよりはカジュアル寄りになりますが、綺麗なYラインが作れれば大人っぽさが増します。

そのためには限りなく細身のスキニーを使う必要があり、誰でもできる着こなしとはならないかもしれませんね。

 

逆にジャストサイズのデニムシャツを使う選択肢としては、ワイドパンツを使ってAラインを作る方法があります。

ワイドデニムの裾をパンツに入れるタックインを使えば、デニムシャツのボリュームが抑えられて綺麗なAラインになります。

デニムシャツの露出する面積も抑えられるのでカジュアルを弱めることもできます。

 

ただし、ジャストサイズのデニムシャツといっても、お腹がぽっこり出ている男性のジャストサイズでは意味がありません。

ボリュームを無くすためのジャストサイズなので、細身の上半身である必要があることから、こちらも誰でもできる着こなしとはならないかもしれません。

 

誰でもできる着こなしとしてはOラインシルエットがあります。

細身の男性ならビッグサイズのデニムシャツを使い、太めの男性ならジャストサイズのデニムシャツを使います。

そしてパンツはゆったりとしたスラックスやワイドパンツを使って、上半身と下半身にボリュームを出します。

 

パンツはゆったりとしたシルエットで問題ないのですが、裾がシュッと細くなったシルエットだと使いやすいです。

他にはアンクル丈のように丈が短かったり、ロールアップで丈を短くして足首のボリュームを少なくすることでOラインシルエットは作りやすくなります。

 

Oラインシルエットは別名エッグシルエット(卵の形)と呼ばれており、パンツの裾が細いか短いかで足首のボリュームが少なくなりエッグシルエットが完成します。

Oラインを作る時はパンツの足首のボリュームを少なくするのがポイントです。

 

Iライン比べるとOラインもYラインもカジュアル寄りにはなりますが、綺麗なシルエットが作れれば大人っぽさが増し、デニムシャツでもおしゃれな大人コーデは可能となります。

特にOラインシルエットなら体型を気にせず着こなせるはずなので、体型に自信がない男性にもおすすめです。

秋のデニムシャツコーデ

ここまでは文章だけで解説してきたので、最後にデニムシャツを使ったメンズ秋コーデを画像で解説します。

ここで使っているアイテムはほとんどがユニクロとGUです。

 

ユニクロやGUのシンプルなアイテムで、色もモノトーンが中心ですが、十分おしゃれに見せることは可能なので参考にして頂ければと思います。

ユニクロやGUは財布に優しいのも嬉しいところです。

※どっちがGUでどっちがユニクロか忘れている部分があるので、サイズ含めて違っていたらすみません。

※撮影時:163cm | 56kg | 体脂肪12%

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(27)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとスキニーの秋コーデになります。

色の濃いデニムシャツはカジュアルが弱くなるのでコーデの難易度が下がります。

細身のスキニーでIラインを作りスタイリッシュな印象を強くしてドレスライクにしています。

シューズには革靴を使うことでより大人っぽい印象を強めました。

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとスラックスの秋コーデになります。

ドレスアイテムのスラックスを使ってデニムシャツのカジュアルを弱めています。

スキニーのような細身のパンツが難しい男性にはスラックスがおすすめです。

ただし、できるだけ細身のスラックスを使って裾部分はシワが余らないようにしましょう。

裾上げやロールアップで足首をすっきりさせたほうがスタイリッシュな印象が強まります。

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(L)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとワイドパンツの秋コーデになります。

ジャストサイズのデニムシャツとワイドパンツでAラインを作っています。

デニムシャツを腕まくりすることでボリュームが少なくなり、より綺麗なAラインを作ることができます。

ワイドパンツは細身のパンツに比べて遊びがある分カジュアル寄りになります。

おしゃれな大人コーデに慣れていない男性はドレスが強い黒を使うことをおすすめします。

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:GU(S)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとベージュのチノパンの秋コーデになります。

カジュアルアイテムのチノパンとデニムシャツなので、ちょっとカジュアルが強くなりますが、青とベージュの色の相性が良いのでアリかなと。

チノパンはストレートシルエットが多いのですが、ストレートのシルエットは足が短い日本人には着こなすのが難しいので、ワイドシルエットでAラインを作りました。

裾へ向かって細くなったテーパードシルエットでも問題ありませんし、テーパードの方が使いやすいと思います。

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:GU(M)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとチェックパンツの秋コーデになります。

ブラウンのチェックパンツで秋っぽさを出しています。

パンツのシルエットは裾へ向かって細くなるテーパードになります。

チェック柄は子供っぽい印象になったりするので、ワイドパンツよりもテーパードの方がカジュアルは弱めになり使いやすいと思います。

 

  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(M)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとグレーのスラックスの秋コーデになります。

グレーもモノトーンなのでドレス色となり、おしゃれな大人コーデでは使いやすいアイテムになります。

普段、黒のパンツを使うことが多い男性の次のアイテムとしてはグレーのスラックスをおすすめします。

 

  • タートルネック:ユニクロ(S)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(27)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとタートルネックの秋コーデになります。

襟の高いアイテムはドレスが強くなり、タートルネックはもちろんドレス寄りのアイテムになります。

さらに襟が高いと顔の近くに物があることになります。

顔の近くに物があると小顔に見せることができ、小顔に見せることでスタイルを良く見せることができます。

そしてスタイルがよく見えるとスタイリッシュに見え、結果的にはドレスが強くなります。

デニムシャツの中にタートルネックを使って大人っぽい着こなしにしました。

 

  • セーター:ユニクロ(XL)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:GU(S)
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとカーディガンの秋コーデになります。

スーツで使われるような編み目の細かいカーディガンはハイゲージと呼ばれドレス寄りのアイテムになります。

ハイゲージのカーディガンでデニムシャツのカジュアルを弱めてるのですが、カーディガンを使うことでデニムシャツの露出する面積が少なくなりドレス寄りに傾きすぎたかなと。

そこでビッグサイズのカーディガンとワイドパンツでシルエットをゆるくして崩しました。

 

  • カーディガン:ユニクロ(XL)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

こちらもデニムシャツとカーディガンの秋コーデになります。

ビッグサイズのカーディガンで上半身にボリュームを出し、細身のスウェットパンツでYラインを作っています。

カジュアルな印象があるスウェットパンツですが、黒で細身のシルエットを使えば大人っぽい着こなしが可能です。

ただし、裾にリム(ゴム)が付いたタイプを使ったほうが足首がシュッとなりスタイリッシュな印象が増します。

綺麗なYラインを作り色をモノトーン+1色に抑えることでデニムシャツのカジュアルを弱めています。

 

  • カーディガン:ユニクロ(M)ウィメンズ
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとロングカーディガンの秋コーデになります。

ロングカーディガンのように着丈の長いアイテムは大人っぽさが増し、なによりボリュームが非常にあります。

細身のスウェットパンツを使うことで綺麗なYラインができます。

スウェットパンツではなくても細身のパンツなら問題ありません。

綺麗なYラインと黒のロングカーディガンでドレスを強くさせ、デニムシャツのカジュアルを弱めています。

 

  • ライダース:ユニクロ(S)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとライダースの秋コーデになります。

レザーのツヤは大人っぽさを強くさせるので、ライダースの大人っぽさでデニムシャツのカジュアルを弱めています。

パンツにはスラックスを使いドレス寄りにさせたのと、ライダースやデニムシャツはアメリカのワイルドな男のイメージがありますが、そこにヨーロッパのインテリな男のイメージがあるスラックスをMIXさせました。

このイメージはあくまでも私の勝手なイメージですが、たぶん同じような考えの人もいるはず。

 

  • ブルゾン:GU(S)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとブルゾンの秋コーデになります。

着丈の短いアイテムは子供っぽい印象になったりするので、ドレスの強い黒を使うとコーデが優しくなります。

デニムシャツのカジュアルを黒のブルゾンで弱めながら、スラックスと革靴でドレスをMIXさせています。

さらにシルエットもIラインを作ってドレスに傾けました。

 

  • ステンカラー:GU(S)
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:ユニクロ(S)ウィメンズ
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとステンカラーコートの秋コーデになります。

黒のステンカラーコートはドレスが非常に強いアイテムなので、部屋着感が強いグレーのスウェットパンツを使ってもバランスが取れます。

黒のステンカラーコートは地味な印象になったりするので、グレーのスウェットパンツのようなパンチの効いたアイテムで地味な印象を払拭させました。

デニムシャツはカジュアルアイテムですが、グレーのスウェットパンツに比べるとドレス寄りのアイテムに見えてしまいます。

それだけグレーのスウェットパンツのカジュアルと部屋着感が強いということです。

 

  • トレンチ:GU(M)ウィメンズ
  • シャツ:GU(S)
  • パンツ:マルカワ(M)
  • シューズ:GU(26)
高道

デニムシャツとトレンチコートの秋コーデになります。

トレンチコートもドレスが非常に強いアイテムですが、一歩間違えるとサラリーマンぽくなってしまいます。

サラリーマンが絶対に使わないジャージでトレンチコートのサラリーマンぽさを払拭させました。

トレンチコートのドレスが非常に強いので、デニムシャツのカジュアルも全く気になりません。

まとめ

デニムシャツの着こなしやメンズの秋コーデを解説しました。

シャツとは言えカジュアルが強いデニムシャツなので、スラックスや革靴などのドレスが強めのアイテムと組み合わせるとコーデの難易度が下がります。

 

さらにシルエットはIラインが最も無難ですが、太め体型の男性なら無理せずOラインを目指すようにしましょう。

中途半端なIラインを作るなら、綺麗なOラインを作ったほうがよっぽどスタイリッシュで大人の雰囲気が強くなります。

 

大人の雰囲気が強くなればそれだけドレスが強くなるので、カジュアルが強いデニムシャツを使ってもおしゃれな大人コーデは可能になります。

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これまでダイエットやスキンケアに興味がなかった「おやじ世代」の方には、是非、参考にして頂ければと思います。